お客様の髪の毛がより美しくなるために。それぞれの習慣や髪質にあった正しいヘアケアをお伝えしていきたい。
四百倍美容室が考えるダメージの原因とその対策をお伝えしていくシリーズです。ダメージをゼロにすることは残念ながら不可能ですが、知ってて損する内容ではないと思います!できるケアはぜひやっていきましょう!以下のリンクも併せてお読みいただけたらうれしいです^_^↓↓↓
皆さんは洗い流さないトリートメント、と聞くとどんなイメージをお持ちですか?きっと「使えば使うほどダメージを修復してくれる」「パサツキがなくなる」などのイメージを持たれているのではないでしょうか?
誤解を恐れずに申し上げると、洗い流さないトリートメントは髪のダメージを修復しません!!厳密にいうと、修復機能のあるものはとても少ないです!
そもそもの話、髪の毛に修復機能はございません。「じゃーどうすればいいの!!」本当そうですよね。
洗い流さないトリートメントは、すでに傷んでしまった髪の毛を【一時的に扱いやすくするもの】なんです。傷んでなければ使わなくてもいいもの、とも言えるかもしれません。
ご自宅で行うトリートメントも、サロンで行うトリートメントも同じです。一時的または中期的、長期的な疑似修復を目的として行ってます。洗ったらすぐになくなるものもあれば2.3ヶ月効果のあるものもございます。それくらいトリートメントという名前の意味合いは広く使われているんです。わかりずらいですね。本当に。
四百倍美容室で考える各トリートメントの用途を説明します。
ご自宅でのシャンプーの後に使うトリートメントの目的→ 滑りを良くするためのもの。毛先から10センチ前後をメインにつけて良く流してください。
洗い流さないトリートメントの目的→ ダメージが進行して乾かすとぱさついてしまう部分につけるもの。濡れた状態で傷んでパサつく部分のみにつけて乾かしてください。
サロントリートメントの目的→ ご自宅でのホームケアをかんたんにするために中期的に手触りを持続させるため。これをやった次の日は一旦何もつけずに乾かして、ぱさつくな、と思う部分を中心にご自宅でのヘアケアを行ってください。
髪質改善トリートメントの目的→ 細毛やダメージによってハリコシのなくなった髪の毛の内部に対して強めの結合を施すことで中長期的に髪の毛のベースの質感を持続させるため。
とこんな感じです。
話が脱線してしまいましたが、この記事のタイトル【髪のダメージの原因】。なぜ洗い流さないトリートメントは痛むのか。ズバリ、つけすぎが原因です。
ここ数年、お客様の髪の毛を触ったり見ていると、前の日の洗い流さないトリートメントが残留した上でさらにオイルなどトリートメントが重なっている感じがあります。要するにベタベタしています。本人は気づいていないことが多いです。なぜそうなるのか、なぜダメなのか、そしてどうしていけばいいのか。説明していきます。
まずはなぜそうなるのか。これは予想でしかありませんが、【ちゃんとシャンプーされてない】んだと思います。美容室でシャンプーする際に、頭皮はしっかり泡立っているのに毛先が泡立ってないことが多いんです。この状態で流して終わってしまうと、完全にトリートメントが残留していることになります。
そしてなぜダメなのか。別の記事でお伝えした、【紫外線によって酸化してしまう】からなんです。キッチンの油汚れをイメージしていただけたらお分かりかと思います。酸化すると取れにくい、油焼けを起こして常に髪の毛を痛ませている状態になってます。こわー
ではどうしていけばいいのか。簡単です。いつも通りのシャンプーをした後にもう一度シャンプーをしてください。毛先だけに。クチュクチュと。これで大丈夫です。そして一度見直して欲しいんです。何もつけずに乾かしてパサツキがひどい部分を認識して、次の日からはそこの部分だけにトリートメントをつける。足らなかったら次の日は、というように。
お客様のヘアケアは【足し算】です。本当にやって欲しいのは【引き算】なんです。トリートメントは修復しない、という事実を受け止めて、気になるところを認識、その上でケアをしていくことが大切なんじゃないかなーと思っております。
四百倍美容室ではトリートメントやオイルの残留が気になったお客様には忖度なくお伝えさせていただいてます。毎日忙しくされてたりしている方も多いので簡単に美容習慣は変わるものではないのは承知してますが、正しいヘアケアを少しでも知っていただき、髪の毛綺麗だねって褒められたりしたら美容師冥利に尽きます。
次回最終章は、【サロンでの施術】です。ここが本当は一番重要です。真剣に向き合ってます。ぜひごらんください。
ご予約は予約専用オフィシャルLINEがおすすめ!
↑↑こちらからご予約ができますl!↑↑
コメント